チームコネクション~開発者ブログ~

ユニオンボーダー・りくじょしの開発陣「チームコネクション」による開発者ブログです!ちょっとした情報をお届けします!

第33回「デッキタイプについて」

どうもこんにちは!

俺より凄い奴に会いに行く!ユニオンボーダーが始動してから大体そんな感じ、チームコネクションのライジング白石です。次はどこへ行きましょう?

今度は大阪ゲムマが控えておりますが、そこにライジング白石も参戦いたします!ユニオンボーダーのページはこちら

 

今回はデッキタイプについて。カードゲームでは色々なデッキタイプが存在し、それがどんな特徴を持っているのか?ユニオンボーダーのお話を絡めながら紹介していきます!

今回の話はデッキについて考えた場合、割と耳にしたり目にしたりするのではないでしょうか?そんな内容を展開していきます!

 

 

 

デッキタイプの分類

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カードゲームのデッキタイプには、そのデッキが目指す目的によって大きく3つに分けられる傾向にあります。相手に攻撃して勝利を目指す「ビートダウン」、相手を妨害し支配しながら勝利を収める「コントロール、そしてカード同士の連繋技で超絶パワーを披露する「コンボ」の3種類です!どのデッキも、この3つのうちどれかに当てはまると言われています。

さらにこのタイプからスピードやパワー、リーサル能力に応じて細分化されていきます。

 

 

【ビートダウン】

 ビートダウンは、相手のライフを削って倒すことを目的としたデッキタイプです。どのカードゲームにおいても、このデッキタイプは扱いやすく比較的多い傾向にあります。

ゲームの目的に最も近いタイプとして多くのデッキが作られており、初心者から上級者まで幅広い層に好まれて使用されています。

ビートダウンデッキは、得意とするゲームスピードによって分類され、主に「アグロ」「ミッドレンジ」「ランプ」などが挙げられます。

 

アグロ

相手を速攻で倒すことを目的としたカテゴリーです。「高速」や「速攻」デッキとも呼ばれています。

相手の準備が整う前に、低コストのカードたちで矢継ぎ早に相手の障害を排除して敗北させられるのでゲーム時間は比較的短いという特徴を持ちます。

ミッドレンジ

序盤から終盤にかけて、広い範囲に対応できる安定性のあるカテゴリーです。「中速」とも呼ばれています。

どの相手に対しても安定したパワーを出せる上に扱いやすいので、ゲームを始めたばかりのプレイヤーにもおすすめできるオーソドックスなタイプです。 

ランプ

早い段階でプレイするためのエネルギーを蓄え、大技を使用して圧倒することを目的としたカテゴリーです。「低速」「ビッグ・マナ」とも呼ばれています。

終盤の巻き返しは凄まじく、パワープレーで相手を圧倒し続けることができるので序盤の劣勢を充分に巻き返せる可能性を有しています。

 

 

【コントロール

 コントロールは、相手のライフを積極的に削ることよりも相手を妨害することで支配することを目的としたデッキタイプです。

相手の戦力を削ぎ優位に立った状況で、対処困難な切り札を繰り出しゲームに蓋をする動きが定番!

コントロールデッキは、ゲームの支配性ないし妨害する領域によって分類され、主に「デストラクション」「パーミッション「ロック」などが挙げられます。 

 

デストラクション

相手のカードを破壊することを目的としたカテゴリーです。よく「除去コントロール」と呼ばれ、多くのゲームタイトルでは比較的オーソドックスな分類と言えるでしょう。

破壊する領域によって呼ばれ方が異なり、例えば手札破壊を主流とすれば「ハンデス」・デッキ破壊なら「デッキデス(ライブラリーアウト)」など多岐に渡ります。

パーミッション

相手の行動を妨害することに主眼を置いたカテゴリーです。打ち消しの概念があるゲームタイトルではよく見られる分類です。

致命的なアクションを回避しながら、ジワジワと相手を蝕んでいく厭らしい戦いを得意としています。

ロック

相手の行動そのものを禁止することを目的としたカテゴリーです。

相手を次第に追い詰め、最終的に何もできない状況を作り出して完全支配することを目標としている堅実な戦闘スタイルを持っています。

 

 

【コンボ】

 コンボは、複数のカードの組み合わせによって発生する相互作用を生かして強力な行動を行うことを目的としたデッキタイプです。

自分のデッキを構築できるカードゲームであれば新しいコンボを見つけ出すことで自己表現できるとも言われており、美しいコンボと構築を実現することはデッキビルダーの腕の見せ所とも言われています。

コンボデッキは、カードの組み合わせによって異なりゲームタイトルごとでも違いがあるため、強いて分類するならばシナジー「ロマン」「ループ」などがあるでしょう!

 

シナジー

カードの能力同士、相性のいいカードを組み合わせることで強力な行動になるカテゴリーです。ゲームを決めるまではいかなくとも、比較的成立しやすく戦況を有利に導くことができます。

製作側が意図的に作られている「デザイナーズコンボ」とも呼ばれ、ビートダウンやコントロールにおいても組み込みやすいかと思います。

ロマン

非常に強力だが、コンボ成立には難易度が高い行動を目指すカテゴリーです。

成功すると即死レベルの一撃が待っていることがあるので特に構築力・ゲーム中の適格な判断力を試されるものとなるはずです!それゆえ、どのデッキに対しても勝利のためのワンチャンスが存在しています。

ループ

コンボが成立すると、ずっとその行動が続けられるカテゴリーです。有限・無限問わず、これが決まるとゲームが終了しかねないという可能性も秘めています!

ループ方法は絶対数が少ない傾向にあるので、これを見つけ出し実戦で使いこなせることは発想力と構築力が大いに試されるはずです。

 

 

 

ユニオンボーダーにおけるデッキタイプ

そんなユニオンボーダーにも、上述のデッキタイプが存在しています。

このゲームはビートダウンがメジャーなタイプではありますが、その他のタイプを構築することも可能です。 

 

 

 【ビートダウン】

相手にダメージを与えて勝利することを目的としています。このゲームの勝利目的に最も適したデッキタイプであり、どのユニオンでも構築することができます!

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ビートダウンであれば、相手の[G]カードを否定する目的で[C]カードや連続攻撃を仕掛けられる[S]カードを採用したいところ。ダメージの与え合いでは[G]カードは生命線であるので、相手に[G]を多く使わせるまたは[G]のプレイを無効にするなどの戦法でリードしていくことがセオリーといえます!

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ユニオンボーダーは「ミッドレンジ」のタイプが多めであり、《紫電一閃》のように序盤しか使えないカードを使用して一歩リードできる「アグロ」のゲームプランを展開するのも面白いでしょう。

また、チャージ補充が豊富にあるユニオンであれば強力なカードを連発する「ランプ」の戦術を取るもよし。どれを選択するかはプレイヤー次第!!

 

 

 【コントロール

相手の盤面を支配して着実な勝利を掴み取ることを目的としています。コントロール実現するデッキは限られていますが、このゲームではデストラクションとパーミッションを構築することができます!

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コントロールでは、致命打を回避できる[C]カードや「破壊する」など既に場にあるカードを除去できるカードを積極的に採用したいところ。どれを対処するべきかよく見極め、無駄に手札やチャージを消費せず常にプレッシャーを掛けておくプレイングが必要となります!

ただし、[C]カードはデッキに8枚でありユニオンによって得意・不得意があるのでパーミッション戦法はより慎重に!

 

 

 【コンボ】

カード同士の組み合わせで大きくアドバンテージを得ることを目的としています。このゲームではシナジーとロマンが構築可能であり、前者はどのデッキでも組み込めますが後者を組み込めるデッキは非常に限定されています!

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コンボのコツとして、まずは使いたいカードを確保してそれを活かした構築にするのがベターです。ひたすらにコンボの道を進むもよし、ついでに使えればラッキーの感覚で扱うもプレイヤー次第!

例えば《イリュージョン・メイクアップ》ならばそれに特化したデッキ構築にして、次にプレイするカードをどうするかを考えるといいかもしれません。《昔話「悲しき少女のマッチ」》ならば山札の下のカードの仕込みは他のスペル群で自然と賄えるので、これでゲームを決めるよりも優勢に立つための合理的なシナジーとして使うのがベターです。

どんな組み合わせが強いか、見つけ出すのは皆さんです!

 

 

 

デッキタイプを分析し、研究しよう!

いかがでしたでしょうか?

ユニオンボーダーは構築でも考えることが多く、どのタイプを基に構築するかによっても味が大きく違っていきます。デッキタイプを知ることができれば、類似したデッキタイプカテゴリーに対してどう立ち回るかの指針作りにも役立てれられるので覚えておいて損はないでしょう!

 

次回はまた別のお話をしていきたいと思います!

ではまた!