第26回「カード解説!アイテムカードについて」
どうもこんにちは。
12月となり夜の街もキラキラとイルミネーションが眩しくなりましたね、ライジング白石です。2018年も終わりが見えてきました!
さて、今回はカード解説をしていきたいと思います!以前は【戦旗】シリーズについてお話しましたが、今回はどのデッキにも入っているアイテムについて解説していきたいと思います!選りすぐりの4種類、これらを構築済みデッキに採用したワケとは…?早速、お話を始めましょう!
痒い所に手が届く、それがアイテム!
構築済みデッキにも入っている、色の概念を持たないカードそれがアイテム!
それぞれシンプルな能力を持ちながら、ユニオンボーダーではいぶし銀な活躍をしてくれる可能性を秘めています。アイテムはどのデッキにも入るレベルの汎用性を持つのでスペルとはまた違った強みを含んでいるのです!
☆攻撃をしっかりガード!《イージーバリア》☆
《イージーバリア》の役割はテキスト通り、「現在行われているバトルを終了させる。」といった防御札!1コストで相手の攻撃をガード出来る上にチャージの色を問わない、そして手札からもプレイできるので信頼性の高い[G]カードとして使用できます!「反応」カードを覚えるには適任です!
☆手札からでも妨害できる!《アンチ・プレイ》☆
《アンチ・プレイ》は「目標のプレイされているカード1枚のプレイを無効にし、破棄する。」を持つ―簡単に言えばカードのプレイをなかったことにできる妨害札!「反応」であることも相まって、相手にとって大きなプレッシャーとなってくれる1枚です!
☆場のカードを粉砕!《パワード・デストロイヤー》☆
《パワード・デストロイヤー》のテキストは非常に簡単、「目標の場のカード1枚を破壊する。」のたった1文!相手の強い「装備」や「設置」を除去したり、何かは分からないが裏向きのカードを破壊して干渉合戦を有利にさせることもできます!
☆チャンスを掴もう!《ドローツー・ボックス》☆
《ドローツー・ボックス》は、「あなたは2枚ドローする。」の1文を持つ手札補充カード!チャージと引き換えに新たなカードを2枚手に入れ、逆転のチャンスを呼び込むことができます!状況に応じて、頼れる一枚となってくれるはずです!
作成されたワケ
では、これらのカードの作成に至った経緯とは?これから3つのポイントを挙げて説明していきます!
☆どのユニオンでも使える共通のツール
ユニオンにそれぞれ特徴が存在している中、アイテムはどのユニオンでも入れられる平等な選択肢として割り振られています。アイテムはユニオンの特徴に左右されることなく誰でも平等に使えるカードとしてデベロップされており、スペルによってシャープなカードテキスト群が溢れないための緩衝材・弱点をある程度カバーできるサプリメントとしての役割も持っています。そのため、アイテムはテキスト(短文)を見て行動がすぐ分かるように作られている直感的なカードが多いのも特徴です!
☆無色という概念
アイテムカードは色の概念を持たない、どのユニオンでも使えるということをお話しました。では、無色という概念は必要であるか?ということに触れてみます。
デッキを作る・運用する上で、無色であることはメリットでもありデメリットでもある要素を含んでいます。無色であるのでチャージの色に影響されることがなく、プレイする分には手軽に扱えます。
逆に自分のチャージに無色のカード(アイテム)しかなかったら?スペルカードはほとんどが固有の色を要求されるので、プレイすることができなくなります!こういうことが起こり得るので、チャージからアイテムを優先的に掃いておくことが相場です!
以上のように、構築上の選択肢やプレイ中のデッキ回しにおいても良くも悪くもアイテムは考えさせられる要素なのです!
☆コスト相場の定義
カードのコスト相場を決める場合、どのユニオンでも使用できるアイテムは開発陣にとってもよい指針となってくれます!今回紹介しているアイテムカード全ては第10回で基準コスト相場として定めていると話をしていました。語られている通り、アイテムカードを基準としてそれぞれのスペルカードが作られているとも言えます!
考察:個々の運用レベル・採用の有無について
ここで、ライジング白石が各種アイテムの使い勝手や採用度について考察を展開したいと思います。あくまで個人の見解ですので、絶対的なものではありませんが指針として役立てるとよいかと思います!
イージーバリア
評価:4枚入れたい非常に頼れる防御札!
相性のいいユニオン:全て
相手の攻撃をガードすることは、ゲームに負けないために必要な要素。スペルだけでは足りないので、4枚入れて次のターンに繋げるようにしたい!
相性の良し悪しはないので、どのユニオンにも遠慮なく入れられる不動のカードとして君臨することでしょう!
アンチ・プレイ
評価:なるべく多く入れたい信頼性の高い妨害札!
相性のいいユニオン:全て
相手のプレイを手札からでも無効に出来る奇襲札という貴重な存在。多く持っていれば、いざという時に致命打を回避するのに役立ってくれるはず!
どのユニオンにも入り相性に左右されないので、「どうしても攻撃を押し込みたい!」という心があれば4枚入れても決して悪くはないカードです!
パワード・デストロイヤー
評価:除去アクションがないなら入れておこう!
相性のいいユニオン:メタルナイト、ブルームメイデン、シャドウミラージュ
相手の厄介な「設置」や「装備」を除去して相手の主導権を阻止したり、裏向きのカードを破壊して干渉札を退けるという2通りの役割を持ちます。除去カードが使いにくいユニオンであれば、是非とも入れたいカードのひとつです!
何せ「破壊」という行動は時に《アンチ・プレイ》のような[C]カードよりも強力な一手にもなる、高いポテンシャルを秘めていますから!
ドローツー・ボックス
評価:チャージや自身のアクションと相談して入れよう!
相性のいいユニオン:ブルームメイデン、コミカルマージ
2枚のチャージ=2枚のドローと考え、チャージを消費してでも手札が欲しいユニオンには採用圏内のスペックを持ちます。
例えば【ブルームメイデン】ならばチャージが稼げるかわりに手札に乏しくなるのでリカバー手段として、【コミカルマージ】ならば連鎖できるカードのアクセスまたは《イリュージョン・メイクアップ》からのアドバンテージ源として使用するとよいでしょう!
なお、プレイコストが1の[C]スペルは軒並み「スペル」しか無効にできないのでアイテムは比較的安心して干渉できるという密かな強みもあり!アイテムを使うタイミングをしっかり見極めることができれば上出来です!!
最後に:ゲームに欠かせない存在、それがアイテム!
いかがでしたでしょうか?一見シンプルなカードでも強力なアクションに化けてくれる、それがアイテム!!スペルのような派手さや独自性はないものの、堅実なアクションをこなすサマはユニオンボーダーにおいても外すことは出来ない面白要素のひとつと考えています!
今回はここまで。次回のライジング白石の記事にご期待ください。
ではまた!