チームコネクション~開発者ブログ~

ユニオンボーダー・りくじょしの開発陣「チームコネクション」による開発者ブログです!ちょっとした情報をお届けします!

第12回「ユニオン・デベロップメント!《メタルナイト》編」

皆さん、こんにちは。

今回もまたまた、チームコネクションのライジング白石がお送りします 。

 

さて、前回に引き続き「ユニオン・デベロップメント」という題で各ユニオンの開発やコンセプトなどを掘り下げていきます!どのようにしてカードが完成したのか、開発陣の意図とは何か、紹介していきます!今回は《メタルナイト》です。

 

本文は続きにて!

 

 

 

 

 

《メタルナイト》の開発について

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・原案:レインボー池内

・開発開始:初期

・ヴィジュアル:ライジング白石

・カード開発:レインボー池内、ライジング白石

・命名:ライジング白石(主導)、レインボー池内

 

 《メタルナイト》は、ユニオンボーダーの原案者レインボー池内がユニオンボーダーの初期ユニオンの1つとして誕生させました。《バトルオーグル》とは対を為す存在であり、付き合いの非常に長いユニオンです。

 

《メタルナイト》のコンセプトについて

その1:得意とすること

ユニオンボーダーの根幹要素、それは「攻撃」「防御」「妨害」の3つ。《メタルナイト》はそのうちの「防御」に特化したユニオンとして確立させています。[G]カードによる防御の他にも、「装備」によって自身のステータスを上げて戦闘を有利に運ぶこともできます!自分のペースを守りながら堅実に戦い、ゲームを有利に進められるので非常に扱いやすいこともメリットです!

 

その2:苦手とすること

《メタルナイト》の防御力は目を張るものですが、逆にそれは決定的なリーサルが不足しているという現状があります。一気にゲームをこちらのものに出来るカードが少ないため、ゲーム展開をひっくり返すには時間が掛かります。また、装備に依存する動きが多いため、その分使用できるゾーンが少なく相手への対応が難しくなることも起こりえます。受動的なカードも多く、切り返しには思う程気を遣う必要があるでしょう。

 

その3:どういう感じに生まれたか?

《メタルナイト》は《バトルオーグル》を開発する際に一緒に開発したユニオンです。荒くれもので攻撃特化な《バトルオーグル》に対して、騎士であり防御的な《メタルナイト》はお互いの存在を引き出すためになくてはならない存在でした。そして騎士らしく、「装備」を駆使して戦うユニオンとして誕生しました!

 

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そしてLV3ラフと完成稿。(ライジング白石(シルネオン)作)

《メタルナイト》はいわゆるボトムアップ・デザイン(テーマ先行型)のユニオンでしたので、ヴィジュアルは開発後期(リリース準備期間)になってようやく興されたというものです。鋼鉄の騎士(メタルナイト)として恥じないよう、ゴツいキャラにするかいわゆる貴公子風のヴィジュアルにするか…開発陣の中でも一筋縄ではいかないものでした。結局両者の妥協点を見つけて、イケメン風の青年として完成したのを覚えています !

 

その4:開発の苦労点とは?

《メタルナイト》は初期に開発したユニオンだけあって、ATKやDEFの価値、装備の取り扱いなどゲームの根幹に関わる部分が多かったです。

数々のデバッグでは、「どのくらいの速度で戦闘力がどれくらい行くのが許されるのか」そのコスト相場を考えながら、お互いにつまらない戦いになることを避けるにはどうすればよいかを熟考していました。そして「装備」に関して、このユニオンのおかげで大きな制約が設けられました。それが「装備可能条件」です。

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装備可能条件とは、「あなたのキャラに同じ名前の「装備」を2枚以上装備できない」というルール的制約です。簡単に言えば、同じ装備を持てないということです!

これが導入された理由は比較的単純で、「同じ装備を並べることで極端なATK上昇・DEF上昇することを防ぐため」というゲームバランス的要因と「(盾を2つ装備するという)同じ武器を2つ持つのは恰好がいいものではない」というヴィジュアルイメージ的要因の2つが大きく挙げられます。これが導入されたおかげで、今のようなユニオンボーダーがあると言ってもよいでしょう!

 

その5:カードの命名について

スペルに関しては漢字・カタカナ両方とも使用しており、自由度は高いです。大抵のカードには金属に関係する名詞が含まれています。

その中でも武器名には規則性があり、「王国の~」から続いた名前は切り札は伝承の武器の名前を、その他は金属元素を元に命名されています。例えば《王国の盾、ゴルゴンド》は「金(=Gold)」、《王国の鎚、アインパクト》は「鉄(=Iron)」のようになっています。

 

その6:このユニオンの思い入れとは?

 ユニオンボーダーの中で、《バトルオーグル》と双璧を成すといえば、やはり《メタルナイト》でしょう!それほど付き合いが長くデバッグに時間を費やしたユニオンです。このユニオンと一緒に、ユニオンボーダーは成長していったと言っても過言ではありません。

各ユニオンの中でもとりわけ運用難易度の敷居が低く、ユニオンボーダーを初めてプレイするという方にもうってつけのユニオンであることもよく取り上げています。特にライジング白石にとってのお気に入りのユニオンですね!

 

 

 

さて、今回はここまで。

来週から新しいユニオンがリリースされるということで期待が高まっていると思われます!そんな新ユニオンは今度の6/10(日)に秋葉原での体験会で先行体験が可能です!是非とも参加ください!!(Twiplaはこちら!)

 

ではまた!