第59回「拡張セット第1弾「ドラゴン編」新規収録カード_【シュトロムシーフォーク】編」
みなさんこんにちは!
チームコネクションのライジング白石です。
4月下旬よりリリースされますユニオンボーダーの新製品、拡張セット第1弾「ドラゴン編」に収録される新カードを紹介していきます!
第3回は【シュトロムシーフォーク】のカードたち!
【駆け抜ける突風】
《駆け抜ける突風》は、低いコストで相手の手札を破壊できるカード!
相手のキャラのレベルが低い時にしかプレイできませんが、非常にコストパフォーマンスが高いのが特徴です!先んじて手札を破壊し、早い段階から相手の選択肢を狭めていきましょう!
【軍略の教示】
《軍略の教示》は、プレイコスト3で3枚ドローする通常スペル!
プレイコスト2で2枚ドローする《ドローツー・ボックス》と比較して青のカードでもあるので、青を使用したデッキでドローカードが欲しい場合はプレイできるタイミングが充分にあることでしょう!
【突き刺す波濤】
《突き刺す波濤》は、相手の手札を見て1枚捨てさせるカード!
ゲームを決める一手を咎めつつ、今後の動きを予測しながら動けるトリッキーな一撃をお見舞いできます!非Uniqueカードなので、混色として【シュトロムシーフォーク】のカードを使用する候補のひとつとして採用するというのもよいでしょう
【ハイタイド・ウォール】
《ハイタイド・ウォール》は、相手の攻撃を防ぎながら手札破壊ができる[G]カード!
【シュトロムシーフォーク】のカード群は、自分の手札の枚数が多い時を条件とするカードが多いので、手札が劣勢の時にその差を縮めてくれるのは大変貴重!相手ターン中に思わぬ奇襲を仕掛けて、ダブルで相手の計算を狂わせてやろう!
【蒼海軍の灯台】
《蒼海軍の灯台》は、相手がカードの能力でドローするたびに山札を削っていく「設置」カード!
長期戦を挑めば挑むほど相手の山札が無くなっていくので、敗北条件に近づかせる特殊なカードです!障壁能力で相手の干渉にも強く出られる、非常に厄介な戦いを強いらせることができます!
記:
ライジング白石
第58回「拡張セット第1弾「ドラゴン編」新規収録カード_【メタルナイト】編」
みなさんこんにちは!
チームコネクションのライジング白石です。
4月下旬よりリリースされますユニオンボーダーの新製品、拡張セット第1弾「ドラゴン編」に収録される新カードを紹介していきます!
第2回は【メタルナイト】のカードたち!
【武器調達】
《武器調達》は、デッキから好きな「装備」を回収できるカード!
自身のキャラに装備されている装備のプレイコストの合計が4以上でなければ使えないが、元々のプレイコストが《王国の大鎚、アインパクト》さえあれば1枚で条件が達成できます!
「装備」から「装備」に繋げるように、理想の陣形を形成していきましょう!
【メタルフォース・シールド】
《メタルフォース・シールド》は、新たなキーワード能力《障壁》を持った「反応」Gカード!
非Uniqueカードなので、どんなデッキにも入れることができます!相手の見えないところから攻撃を着実にガードして、勝利のチャンスを掴み取りましょう!
【王国の籠手、アールミード】
《王国の籠手、アールミード》は、登場時にカードを1枚引くことができる重量級「装備」カード!
ATKの上昇値が+300と高く、相手のDEFを突破しながら次のカードへアクセスすることができるのが最大の魅力です!
【王国の大楯、ガーカンパルド】
《王国の大楯、ガーカンパルド》は、自身のDEFを200上げることができる重量級の「装備」カード!
+200という数値は、キャラ1レベル分に相当するので、ステータス勝負で優勢に立つこと間違いなしの強力なカードです!
【騎士王の凱旋門】
《騎士王の凱旋門》は、キャラに装備されている「装備」が3枚以上の時に、ステータスを上昇させるカード!
登場時に捨て場からコスト0の装備を回収できるおまけ付き。「装備」を多く並べる戦法の新しい目標として狙ってみましょう!
記:
ライジング白石
第57回「拡張セット第1弾「ドラゴン編」新規収録カード_【バトルオーグル】編」
みなさんこんにちは!
チームコネクションのライジング白石です。
4月下旬よりリリースされますユニオンボーダーの新製品、拡張セット第1弾「ドラゴン編」に収録される新カードを紹介していきます!
第1回は【バトルオーグル】のカードたち!
【鬼人流・林】
《鬼人流・林》はデッキに最大4枚までしか入れることのできない[S]カードを捨て場から回収できるカード!
[S]カードは2回攻撃を仕掛けることができる強力なカードなので、勝機が見えたらこのカードで回収して一気に勝負を決めましょう!
【天網恢恢】
《天網恢恢》は2回以上バトルを行ったターンにのみ使えるカード!
相手の手札とチャージをまとめて破壊できる強力な能力を持っていますが、相手のレベルが3以下でないと使用できないので注意!速攻を仕掛けて相手より常に優勢に立ち続けましょう!
【怪力乱神】
《怪力乱心》は自身のキャラのATKを+300するカード!
《戦闘準備》と比べてユニークが付いていないため、【バトルオーグル】以外のユニオンでも使用できるのが特徴!攻撃力を上げて、相手の高い防御を突破しましょう!
【捲土重来】
《捲土重来》はパッケージイラストにも使用されている【バトルオーグル】の超強力なカード!
2枚以上の手札を全て捨てるかわりに、3コストでキャラをアップすることができます!
プレイを無効にするためのコストを増やす新キーワード能力「障壁」を持っており、プレイを無効にされにくい強力なフィニッシュカードとなります!
【赤土の辺境、オニビト山】
《赤土の辺境、オニビト山》は自身のキャラがバトルを宣言した時、手札を1枚捨てて新しいカードと交換できるカードです!
「設置」カードなので、毎ターン使用できるのが特徴!新しいカードにアクセスしてチャンスを掴もう!
記:
ライジング白石
第56回「拡張セット第1弾「ドラゴン編」最新情報!」
みなさんこんにちは!
そしてお久しぶりでございます!暫くは入稿作業等で更新できずが続いておりましたが今回より再び運営させて頂きます。ライジング白石です。
今回、3か月間の開発者ブログお休み中に製作に勤しんでいた新製品の紹介をしに来ました!当ブログで初公開となるカードたちも織り交ぜて、紹介させていただきます!
〇拡張セット第1弾、その名も「ドラゴン編」!!
製品版ユニオンボーダーが登場してから1年-ついに拡張セットが登場します!!自分のデッキを強化できるカードたちが収録されており、さらにエキサイティングなゲームになること間違いなし!さらに奥深いゲーム性を追い求めたいプレイヤーにオススメの製品となっております!
▲ドラゴン編のパッケージデザインを飾るのは、【バトルオーグル】の赤鬼と【シュトロムシーフォーク】のリバイア!迫力ある2つのイラストがお出迎え!!
当製品には、ドラゴン編に関わる物語を描いたカードが収録。さらにユニオンボーダーに登場するキャラクターたちの過去や物語の外で展開される場面を描写したカードも多数存在しています!
〇カード枠がリニューアル!スタイリッシュな新UIを楽しもう!
※画像はイメージです。実際の製品では仕上がりが異なる場合がございます。
今回の製品から、ユニオンボーダーのカードのスタイルが一新されます!
カードのタイプや所属ユニオンなどが見やすくなり、より直感的にわかりやすいデザインに仕立て上がりました!
勿論、過去に販売された構築済みデッキのカードを併用して遊ぶことができます。新しいカードを手に、自分だけのゲームスタイルを見つけてみましょう!
▲拡張セット第1弾で収録される新カード《ハイタイド・ウォール》。相手の攻撃を防ぎつつ、手札が劣勢の時に相手の手札を捨てさせる新たな[G]カード!アイコンカードは一目見て判別できるようになっています。
カードのレイアウトの中でも、特に[G]や[C]などのアイコンを持つカードたちには特別な描写がなされています!従来のアイコンの仕様が三角形からホイール&イニシャルとなり、どのアイコン種のカードかが一目でわかりやすくなりました!
さらに[G]カードの使用制約などのルール能力は、新しく専用UIを用いてテキスト欄の中でも目を引くようなデザインにしています!
▲イベントプロモーションカードとしても配布されている《倍化槌・兆尾子》。今回の拡張セット第1弾ではイラスト違いで収録!
「装備」カードには、新しく「装備条件」の記述と戦闘修正(ATK/DEF)の明記が入っています。元々より「装備」には条件がありましたが、ルールとしてカード自体に明記することで初めてのプレイヤーにもわかりやすい設計にしています!
また、カード右上には3種類のシンボルが新たに追加されており、これはプレイすることができるゾーンを表しています。このシンボルは今後の製品展開されるプレイシートにも反映される予定です。
そして同じ所属ユニオンでないと使用できない「Unique」カードの表記は、ゾーンのシンボルの下に付随する形で記述されます。前回のカードデザインとは位置が異なるため、デッキを構築する際に注目する箇所が異なるのは注意しましょう。
〇カウンターを恐れるな!新システム「障壁」!!
我々はさらなるゲームの多様性を提供するために、面白くさせる要素をひとつ追加しました。それが【障壁】です!
【障壁】とは、【障壁】を持つカードに対して[C]カードをプレイする場合に、コストをさらに支払わなければならないという能力。例えば【障壁2】を持つ新カード《捲土重来》に対して《アンチ・プレイ》をプレイしようとする場合は、「本来のプレイコスト2+追加コスト2」で計4コストをチャージから支払わなければなりません!今まで[C]カードに頭を抱えていたプレイヤーにとって、救いの一手となることは間違いないでしょう!!
〇新たなステージで戦え、ボーダーたち!
今回紹介した拡張セットでは、前回のデザインから進化したカードを提供すると同時に、構築の幅が広がってゲームがさらに面白くなること間違いなし!当製品は4月下旬より販売開始予定です!
拡張セット第1弾「ドラゴン編」で収録されるカードは、当ブログでもバッチリ紹介していきます。4月下旬までの約1ヵ月間に渡り、各ユニオンごと計6記事に分けて紹介させていただきます!
今回はここまで。次回の記事をご期待くださいませ。
それでは!
チームコネクション
記:ライジング白石
第55回「番外記事!チームコネクションのBJackで遊ぼう!!」
どうもこんにちは!
18日に更新予定でしたが、突然のことに告知する間もなく遅れました。チームコネクションのライジング白石です。今後は製作も益々盛んになることもあり、更新頻度が落ちるかもしれません…その時はご容赦ください。
今回は第55回!我々チームコネクションの活動もゴーゴー!!というテンションで参りましょう!
本日の記事はゲームマーケット2019秋で、チームコネクションが出展する新作「BJack」についてのお話。カードゲームはやったことないよ、といった方でも楽しむことができます。
【運命を変える「アルカナ」を操れーBJack】
ブラックジャック式カードゲームを謳う「BJack」、このタイトルは当ブログで取り扱っている「ユニオンボーダー」とは異なり1つのセットを使ってみんなで遊べるゲームとなっています!パッケージひとつで最大6人まで遊ぶことができ、ちょっとした時間でも楽しむことができます!
なお、BJackの「B」には「Black(黒)」「BigArcana(大アルカナ)」の2つの意味が込められており、この2つがヴィジュアルとゲームシステムに大いに反映されているのも特徴です。
【3ステップで覚える、BJackの遊び方】
BJackのルールはただひとつ、「相手との勝負に勝って、最後まで生き残る」こと。
そのためには「自分の手元の数字を21に近づける」ことが必要となってきます。そしてこのゲームは3つのステップを覚えてしまえばバッチリ遊べるので、カードゲームをやったことのない人でもすぐのめり込めることでしょう!(詳細は製品付録の説明書をご覧ください。)
⓪ゲームの準備
ゲーム中、カードを揃えて勝敗を判定するひと纏まりを「ラウンド」と呼びます。
各ラウンドの始めに、山札の上からカードを表向きで手元に置き、カードを1枚内容を見せないで持ち札(手札)に加えます。全員が準備できたら、そこからBJackが始まります!
①カードを引く
自分の手番の始めに、自分は山札の上から1枚を引くことができます。勿論引かいという選択肢もありますが、その時は自分の手番を飛ばします。自分の数字を増やしたり、「アルカナ」という特殊能力を発動させるためにはカードを引く必要があります。
もし引いたら後に退けないので、自分の手元にあるカードと現在手札として持っているカードと相談しなければならないことでしょう。引くか引かないかはーあなた次第です。
②手元に隠す/アルカナを出す
自分の手札からカードを1枚、手元に裏向きで置くかアルカナとして表向きで出すかを選びます。
手元に置いた場合、以前置いた裏向きのカードの正体が判明します。置いたカードは自分しか分からない、その状態で相手と切った張ったの読み合いが展開されるはずです!
アルカナに置いた場合、カードに記述されている特殊能力が発揮します。ただし、アルカナにカードを置いたら新しく置くことができないので注意!自分の手元の数字や相手の出方をよく見て、どのアルカナを選ぶべきかを考えておくことがポイントです!
③勝敗を決める
もし①で誰も引かなくなって一回りしたら、ショウダウン(判定)開始!手元にある裏向きのカードを全て公開します。
まずはアルカナの能力を見て、その勝利条件を満たしているプレイヤーが勝利します。次に手元にあるカードに書かれている数字を数えて、その合計が21に近いプレイヤーが勝利します。ただしこの時に21を越えてしまったプレイヤーは強制的に敗北してしまうので、手元に置くカードはギリギリ21になるよう心掛けましょう!
【BJackのここが面白い!ライジング白石のオススメ】
そんなBJackですが、やはり製作陣としても遊んで貰いたいものです!ここで私ライジング白石から、簡単に2つ面白ポイントを紹介します!
・運命を変える「アルカナ」の概念!
ラウンドに1枚だけ手札から「アルカナ」としてカードを出すことができるというのは、先ほど説明しましたね?そんなアルカナこそが、このゲームを面白く・奥深く・そして自分を有利にさせる要素になっています!
このBJackに入っているカードは全て「数字」としての役割と「アルカナ」としての役割を持ち、引いたカードをどう使うかは全てプレイヤー自身に委ねられます。
例えば《A:愚者》は相手のボーダーラインを20にしてしまうような能力を持っていますし、《8:教皇》は全ての手元にある数字を1増やすといった能力を持っています。その他にも相手を邪魔したり自分が得したりできるような個性的なカードがぎっしり詰まっていますが…そこからは製品を開けてのお楽しみ!
つまり、BJackには本来のブラックジャックのセオリーが通用しないと考えてよいでしょう!運命を変えることができれば、誰でも勝利を掴めるチャンスが訪れるはずです!
・2人でガチバトル!/みんなでワイワイバトル!
BJackのゲームルールは至ってシンプル。しかしながら、卓を囲むプレイヤーの数に応じてこのゲームは面白いほどに表情を変えてしまいます!
もし2人で対戦するならば、それは相手との真剣勝負!どちらが21に近づくことができるか、相手のアルカナの出方を伺いながらカードを切る「緊張感溢れる」ゲームスタイルを要求されることでしょう!
そして人数が増えて3人以上で対戦する場合は、2人対戦でのセオリーは通じなくなることでしょう!自分が勝利を目指そうとするならば、他の人が邪魔をする。それが出来るプレイヤーが増えるほどに「カオスを楽しむ」ゲームスタイルとなっていくことでしょう!どんなプレイ人数でも遊べるBJack、是非とも楽しんで貰いたいと思います!
【新たな楽しみを求めよ】
いかがでしたでしょうか?
今回の紹介記事で、BJackに興味を持っていただけると幸いです。
そんなチームコネクションがお送りするBJack、ゲムマ秋より2,000円で販売です。
11/23(土)【R24】のブースでお買い求めください!
さらに今回、チームコネクションの製品購入者の皆様に「ユニオンボーダー」のプロモカードをプレゼント!TCGフェスでは配布できませんでしたが、今回のゲムマ秋からイベント配布を開始します。今回のゲムマ秋でもユニオンボーダーの構築済みデッキを販売します、こちらも是非ともチェックです!!
今回はここまで。次回のライジング白石の記事をお楽しみに!
では今週末のゲムマでお会いしましょう!!
チームコネクション
記:ライジング白石
第54回「TCGフェス2019イベントレポート」
皆さんこんにちは!
今週と先週で2週間連続東京へと飛びました。チームコネクションのライジング白石です。次東京に飛ぶのは、11/23(土)のゲムマ秋ですね…かぁ~!せわしか男ばい!!
本題に入る前に、まずは宣伝。
現在チームコネクションはクラウドファンディングを開始しております。当ブログで取り扱っているカードゲーム「ユニオンボーダー」をもっと多くの人に遊んで欲しい!そんな願いを込めております!
詳しくはcamp-fireのページをチェック!!
さて、本題に入ります。今回はイベントレポート。11/2(土)、11/3(日)に開催されたイベント「TCGフェス」におけるチームコネクションの活動について展開させていただきます!
ちなみに去年の様子はこちらに記録しております。
【今年もやってきたぞ、TCGフェス!!】
去年の9月に開催されたTCGフェス、今年も開催されました!
今回は明海大学の学園祭の一角での開催!人気タイトルの対戦イベントは勿論、カードゲーム業界の一線で活躍されている方々の講演などカードゲーム好きにはたまらないイベントです!今回も対戦・展示ともに賑わっておりました!
【自作TCG製作者が集う!体験会場スペース】
▲ユニオンボーダーを体験できるスペース。前回イベントよりも外装頑張ってます!立て看板&チームコネクションのブース用テーブルクロス…新しい試みがたくさん!!
前回同様、今回も自作TCGの島としてスペースが設けられ各タイトルを体験できるようなセッティングになっています。
前回イベントに引き続き「擬人化生物学TCG CELL」、今回より新しく「フラグメントディグレイン」「カルテ・シャスール」、そして我々「ユニオンボーダー」の4タイトルが参戦し体験できるようになっておりました!各ブースには、各タイトルの紹介パンフレットに紹介ムービーなど非常にそのゲームをやりたくなる工夫が凝らされていました!!
ちなみにライジング白石は(ワンオペで関西圏で活動していましたが)、チームコネクションとしての活動が春のゲムマ以来なのでチラシやマンガを直接見るのは初めてでした!!名刺も新調したのもあり初めから興奮するばかりです!
【ウルトラ大舞台!自作TCGプレゼン大会!!】
我々にとってのビッグイベント、今イベント初となる試み
「自作TCGプレゼン大会」が開催されました!!
初開催となるこのイベントでは2日間に渡って催さ、下記の合計5タイトルが発表されました。オーディエンスの皆様にとっては、勿論初めて聞くタイトルもありましたでしょうし既に知っている(ネットで見た)というタイトルもあったかと思われます!
1日目
・「擬人化生物学TCG CELL」
・「ユニオンボーダー」
2日目
・「フラグメントディグレイン」
・「ガンナガン」
・「カルテ・シャスール」
我々チームコネクションからは「ユニオンボーダー」を発表し、TCG業界の中でも著名でルールにもヴィジュアルにも非常に精通している審査員の皆様・そしてTCG好きのオーディエンスの皆様に我々の活動をお伝えしました!
我々がウリにしているゲームシステム”主人公を成長させて相手と戦う”ゲーム性、そして”モンスターの概念のない”ゲーム性にはなかなか聞きなれないものがあったことでしょう。プレゼン後の質疑応答では数々の質問や意見が飛び交い、それらをひっくるめてこのゲームを思う存分にアピールすることができたと考えております!!
長い時間を掛けて開発してきたユニオンボーダーのゲーム性は、我々にとって最も誇るべき要素なのです!!
その他4タイトルのプレゼンも、製作者の熱い思いが込められ審査員の皆様もそのクオリティに唸らされる非常に内容の濃い時間となりました。今回のプレゼン大会で発表されました5タイトルは、次回のゲームマーケット2019秋にも出展される模様。製作者様の情熱たっぷり、本気の本気で作られたカードゲームを是非ともチェックしてみましょう!!
【最後に…】
▲ブース裏の試遊スペースでは、ユニオンボーダーを遊ぶことができました。ティーチングイベントを通じて、ゲームの面白さを知って貰えたと思っております!
こうして2日間は慌ただしくも無事幕を閉じました。
私ライジング白石も、ティーチングしたり同じ自作TCG製作者と交流を深めたり、他の展示スペースに足を運んだりと…割とあっという間に終了してしまいました!他には一般のお客様ともユニオンボーダーに関してお話できたりカードゲームを作るということに関してもお話できたりしました。そしてこの2日間を振り返って、非常に得るものも多かった上に我々自身の成長を感じることができたと思っております!
特に今回のイベントでは、前回イベントまでに改善すべきだった「外装」の面で他のブースに負けない島作りが出来たのではないかと感じております!この調子で次回のゲムマ秋にも繰り出してお客様からの反応をさらに見ていきたいと思います!
また、今回のプレゼン大会を受けて我々が今後ユニオンボーダーを広めていくうえで解決すべき課題がたくさん見つかりました。これからユニオンボーダーを製品展開していく中で、皆さまがより遊びやすく・よりエキサイティングにプレイできるよう今後とも努めさせていただきます!!
【謝辞】
今回の開催にあたり、イベント企画運営にご尽力くださりました主催のホロスエンターテイメントの皆様、並びに個人出展サークルの皆様、その他関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
今後ともご縁があります際には何卒よろしくお願い申し上げます。
チームコネクション一同
記:ライジング白石
第53回「カードゲームにおける確率論」
どうもこんにちは!
つい先日まで半袖ボーイでしたが、最近肌寒くなったので長袖に変えました。西の国に住んでいるチームコネクションのライジング白石です。ついでに冷房も見納めとなりましたね。
そして明日10/19(土)は、ユニオンボーダー体験会をイエローサブマリン秋葉原RPGショップ様で開催させて頂きます!TCGフェス前の東京開催イベント、当日参加もOKですので奮ってご参加くださいませ!!
詳細はTwiplaにて!
今回のテーマは、ユニオンボーダーとは少し変わってカードゲーム全般お話。
カードゲームで堅実な試合運びを目指すために切っても切れない存在とも言える「確率」という要素。ゲームシステムに現れている数字についてライジング白石が考察していこうと思います。
概念は確率で出来ている、それがゲーム。
カードゲームをプレイしている方々であれば、このことは経験あるでしょう。「ここぞという時にあのカードが来ない」ということ。単純に「運が無かった」で終了することもあるかもしれませんが、そうではない要因もあることは語るに及ばず。
今回はその大きな要素である「確率」についてお話しましょう!
デッキの枚数と確率論
カードゲームを遊ぶ&作る時に、デッキの枚数やカードの枚数というのは必ず考えなければなりません。ここで数学的観点からコンビネーション「nCr」を用いて、望むカードを引ける確率を算出します。
この確率が低いほど特定のカードを引く可能性は少なくなるため、どうしてもこのカードを使いたいというものは確実に複数枚入れておくのが賢いと言えます。最初の手札に望むカードが来る確率というのは、1枚だと12%→10ゲームに1回以上。対して4枚だと41.1%→3ゲームに1回以上。このように、絶対に来てほしいカードは複数枚入れるのがセオリーと言えます!
同様に、デッキの中に投入するカード枚数を同じにした場合はデッキの枚数が多いほど望むカードを引きにくくなると言えます。カードを多く入れて枚数の多いデッキを作るということは「多くの武器を持っている」状態となり、ゲーム中に取ることのできる行動の幅が増えることとなります。逆にデッキの枚数を下限にした場合は「必要最小限の武器」状態となり、必要な時に望むカードを手に入れやすくなることになります。
ゲームを作るにあたり、デッキの規定枚数の決定はゲームスタイルを大きく印象付けることになるでしょう。デッキの枚数が40枚と60枚では望むカードを引ける確率に差があることから、「今引き」(戦況のひっくり返す奇跡の1枚)の難易度を操作するのにデッキの規定枚数が役立つ要素になり得ます。
▲ユニオンボーダーでは、同じ名前のカードを4枚まで投入可能。そして初期手札は6枚である。(黄ハッチ参照)
また、ゲームとしての駆け引きを壊さないレベルの「ドローの概念」を考えさせられるヒントにもなってくれるはずです。例えば最初の手札を何枚にすればいいかという点。これはカードを引くテキストの強さに応じても変化しますが、どれだけの手札があればよい塩梅となるかをある程度定めることもできます。
このようにデッキルールというのも完全に数字によって支配され、それに影響されてゲームスタイルが形成されるとも言えるのです!
引き直しを含めた確率の算出
引き直しとは元来、専用のエネルギーの概念を必要としたり、ゲームを進める上で必ず必要となるカードを引かせるために専ら導入される措置です。この行為をマジック・ザ:ギャザリングの用語から「マリガン」と呼ばれることもあります。
引き直しが認められる場合、望むカードを引ける確率というのは「引きやすい」方向で変化します。もし製作側であるなら、引き直しの方法に応じて確率が若干変化することを念頭に置きつつ決定するといいかもしれません。(今回は初期手札を全て山札に戻してシャッフルし、同じ枚数ドローするという方式を取ります)
ワイルドカードとなり得るカードの概念
カードの投入枚数制限があるので、引ける確率というのは枚数に応じて一律化していく傾向にあります。それでも望むカードを手に入れたい、というシチュエーションはよくあることでしょう。ここで、ドロー以外の方法でカードを手札に加える「サーチ(サルベージ)」が有用な手段となります。プレイするための効率は異なりますが、ある程度コストを支払ってでも望むカードを手に入れられるので目的に沿ったプレイができる手助けになってくれます!
※サーチ:山札からカードを探すこと。
※サルベージ:捨て場などからカードを拾い上げること。
そして開発側サイドとしては、サーチやサルベージの概念をどう取り扱うべきかを考えなければなりません。サーチ手段はゲームのやりやすさを高めるにはもってこいですが、それ相応のゲームバランスが大切になってきます。ドローも含めて、カードをアクセスするのにどれほどのパワーならば許容できるのか何度もデバッグしながら見定めていくことが必要です。
下記、サーチによって引き起こされるメリット/デメリットを記述します。
メリット
・望むカードを手に入れやすい。
・目的に沿った動きがやりやすいので、ストレスフリーにデッキを動かせる。
デメリット
・デッキを触る機会が多い。
→山札の中身を見たりシャッフルしたりする数が多くなり、ゲームテンポが悪くなる。
・ゲーム調整が難しい。
→本領同士の戦いになりやすく、そうした場合のカテゴリーごとの強弱がはっきり分かれる。
確率論から最適解を見つけよ!
いかがでしたでしょうか?
確率という要素は実戦よりもデッキ・ルール構築の際に考慮される素材としての使い道がポピュラーですが、確率論を知っていると知らないとでは、デッキが思い通りに動けなかった時の真の原因の究明に差が出やすくもあります。
今回は基本的な項目を紹介しましたが、「望むカードをXターン目に引く確率」や「AとBを同時に引く確率」などを調べてみるのもまた面白いかもしれません!
今回はここまで。次回のライジング白石の記事をお楽しみに!
ではまた!